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感性を磨く

感性を磨き人生を豊かにしましょう(12月13日)

数日前の夕方、石嶺団地の敷地内を通る歩道をぼんやりと歩いた。走って通るいつものコースだが疲れを感じて歩いた。通りの生垣にハイビスカスの花が咲いていた。桃色の花びらをひろげ鮮やかにお化粧している。

一人のご婦人が手を腰にあて花を眺めていた。“きれいですね”と声をかけた。“そうですね、花を見ていると花が微笑みますよ” とさりげなく言う。花を見て花が微笑むのを見る。これが感性なのでしょうね。

日々、五感を通して見る、聞く、触れる、味わう、嗅いだりする。青空を見ると心のうっ憤が晴れる。泡盛の一口の味に愛しさを感じる。私は、岡本敦郎が歌う「白い花の頃」を聴くと少年の頃の光景が浮かぶ。「さよならといったら 黙ってうつむいた お下げ髪」あの時のあの白い花を思い出す。

心にゆとりがでると感性が豊かになる。花を見て、空を見て、歌を聴いて人生を楽しくすることも忘れないでね