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新報「論壇」に載る

琉球新報「論壇」に掲載

 

朝、食事しながら新聞のページをめくったら名前と顔写真が出ている。まさかと目を丸くした。23日に投稿した記事、3週間も経過している。ボツになったと諦めていた。それが目の前に現れたのだ。生れてきた赤ちゃんと顔を会わせるような気持ちだった。

 

見出しは「出産・子育て・少子化対策の提案」/インセンティブ制度創設を」。国の政策に関わるテーマで大きすぎると思って反省しているところだった。背丈に合わないテーマだが日ごろ思っていることをどうしても表現したかった。人口が減る、子どもの出生が減少する。国の将来を危うくする問題だ。黙ってはおれないという気持ちで書いた。

 

県内新聞の読者の投稿は基地問題、安全保障問題、岸田総理批判が主流を占めている。僕の意見はマイナーだ。少数派に違いない。でもマイナーとしての声を発したい。草葉の陰の虫の声でも誰か耳に届けばいい。

 

 

世論が伝統的な既成概念の枠のなかで論じられている。大同小異ではないか。既成の枠にはまらず新しい発想で意見・情報を発信したい。それが僕の勤めだと思っている。