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男性と女性の長寿

県内の最高齢者我謝マツさんが25日亡くなった。114歳だった。今日の新聞が報じている。我謝さんは中城村登又の出身。

 

県内には100以上の高齢者が90,526人いる。男性が10,365人、女性が80,161人。男性の割合は11.5%。上位20位の中には男性は0人である。100歳以上の高齢者は圧倒的に女性が多い。男性の最高齢者は読谷村の津波蒲戸さんの110歳だ。

 

新報の社会面の記事によると、我謝さんは何でも自分でやりたがる「がーじゅう(気の強い)」な性格だった(遺族の話)。90歳ぐらいまでは自分の畑で野菜などを育て、自分で料理を作って食べていたという。

 

「何でも自分でやりたがる」この前向きな生き方が長寿の源はなかったかと思う。料理、洗濯、掃除、子育てとキビキビと動くオバーの姿が浮かぶ。ひるがえって、オジーの生き方を見ると、家事となると動きが鈍く熱意がない。男性が女性より寿命が短いのは「ふゆう」(怠けくせ)のせいではないかと考える。

 

 

わが家庭にも当てはまる。妻は僕より毎日忙しく働く。僕は、その代償に「妻を長生きさせてください」と天に祈るだけである。