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心で生きる

心で生きる(103日)

 

昨日は午後1時から首里当蔵にある首里公民館で組踊(銘苅子・めかるしー)の勉強会があった。終わってから2階の図書館に寄った。入るとアントニオ猪木の本が小さな本立てにあったので立ち読みした。

 

「アントニオ猪木の名言集」「アントニオ猪木自伝」「生きるために闘う」等の本がある。名言集を拾い読みすると、こんな言葉がある。

 〇「ただ、単に相手を倒すだけであったのなら、社会においてなんの価値があるだろうか」

 〇「俺は人が喜んでくれるのが生きいと喜び」

 

イングの上では闘魂まるだしの戦う男。それが私の猪木イメージ像だった。本を読んでイメージが変わった。猪木は単に勝つために闘っているのではなかった。自分の闘う姿で人を喜ばせ元気にしたいという心があったのだ。だから本気にレスリングをした。

 

55歳で引退するとスポーツ平和党から立候補し参議院議員になった。平和外交で人権、環境問題、抑留日本人の釈放に成果を上げた。彼には政治や外交の経験はなかったが問題解決に本気に取り組んだ。猪木の外交には本気度があった。

 

私は思った。本気度とは心で仕事をすることだ。頭で仕事することではない。趣味一つでも本気で取り組めばおもしろいことや感動することが必ずある。心で生きることだ。