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前立腺がんとの闘い

前立腺がんと診断されて1年半が経つ。今日は月1回の定例検診があった。血液検査を受けて主治医の所見を聞くまでの間、約2時間の時間があるが入試の合格発表を待つ気持ちで待機した。

 

結果は、がんの進行の度合いをしめすPSAの値が8.811と出た。8月は10.688だった。約2ポイント下がった。「順調にいっている。他の臓器もすべて問題はない」と医師が言う。嬉しかった。初回の検査ではPSA値が1960.424で骨に移転していること言われた。

 

医師との相談の結果、ホルモン療法(男性ホルモンの分泌を抑える)から始めることにした。注射をして飲み薬を毎日飲む。薬の副作用として、体が女性タイプになり、体脂肪が増え、筋力が落ち、骨がもろくなり骨折しやすくなる。また、体力もやる気(覇気)も落ちる。医師に説明にも薬の注意事項にもかいてある。

 

医師は面談の最初に体調はどうか、と聞く。快調ですと応えた。副作用の現象は一つない。逆に、筋力がつき、やる気も高い。副作用の特徴である女性化は感じない。食欲もある。むしろ、日常生活が活発になった。

 

 

体重のコントロール、野菜重視の食事(ヤギのように野菜を食べる)、ストレッチと筋トレ、そしてランニング。この生活習慣が免疫力を強くし、がんの増殖を抑えていると自賛している。PSA値は一桁に下がったが、がんとのしのぎ合いはまだ続く。体内の免疫細胞を支援しよう。