· 

体も脳も使える間に使う

那覇市の学校は今日から二学期の後期が始まる。明日からは生徒が登校する。

 

休みの間に草木が伸び放題にいると、登校する先生も生徒も爽やかな気持ちにはなれないでしょう。校門を飾る二つのガジュマルの花壇にサンニンや雑草が生い茂って荒れている。夏休みが終わるまえにきれいにしたいと前から思っていた。昨日、それを実行した。

 

午前は10時から12時過ぎまでカマと剪定挟みを使ってガジュマルの根元に茂っている雑草、サンニンを刈り取った。午後は、走りに出る前に、午後4時半から6時半までの2時間反対側のガジュマルの花壇を清掃した。二本のガジュマルが盆栽型の姿を現した。

 

暑熱中症にならんでよ、自分の体は自分で守れよ、自己責任だよと家族はたしなめる。日中は部屋で休めばいいのにという。でも、ほってはおけない。やりたいという気持ちも強いし体もついてくる。やる以外になかった。

 

立ったり腰をおとしたりする力仕事だが特に気負いなくできた。終わっても体のどこにも疲れや異常は感じない。終わって6時半から1時間ウオーキングをした。晩のワインがうまい。

 

私は思った。体も脳も使えるうち使おう。いずれ、使えなくなる時がくるはずだ。

貝原益軒(かいばらえっけん)のお言葉の通り後世を生きようと思った。

「心は楽しむべし、苦しむべからず。

 身は労すべし、やすめ過ごすべからず。 

 そわが身を愛し過ごすべからず」

 

 

574字)