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平和の詩

平和の詩―徳本穂菜(7歳)

 

昨日の沖縄全戦没者追悼式で、山内小学校2年生(7歳)の徳本穂菜(ほな)さんが平和の詩を朗読した。耳を傾けて聴いた。大人の話より胸に響いた。

 

7歳の子とは思えない。落ちついて、目をパッチリ開いて、口を大きく開け、くちびるを噛んだりして、一語一語かみしめながら読んでいた。その姿がとてもかわいかった。

 

「こわいをしって へいわがわかった」見たこと感じたことを素直に話す。濁りの無いことばが胸を打つ。「こわいよ、かなしいよ、かわいそうだよ」。「お母さんに触れた。とてもあたたかかった。これがへいわかな」。「お姉さんとけんかした。お母さんが二人の話を聞いてくれた。そしてなかなおり。これがへいわかな」

 

思ったこと、見たこと、感じたこと、言いたいことを素直に率直にありのままに伝える。穂菜(ほな)さんのような話の仕方をしたい。そんな文章をかきたい。穂菜さんの平和の詩は私のお手本だ。参考にしようと思う。

 

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