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英語の勉強は受信から発信へ

昨日、英語だけを話す勉強会「Connect Study」に参加した。県立図書館の三階にある広い部屋に、約2㍍の間隔に机を置いて円形の輪を作って座る。参加者9人。男子3人,女性6人、地元、外国人の20代の若い方々で、リーダーは米国人の女性のRachel さん。会話はすべて英語。

 

英字新聞の記事を読ませ、リーダーが質問して答える。正解もあれば間違った答えも出る。記事を読んだ感想を話す。最近旅行に行ったことがあるか質問されと体験談を話す。

 

英語を教えることはしない。参加者が意見や体験を語り合うだけである。50年ぶりにアメリカの授業風景を思い出した。グループ授業になると外国の学生は他を押しのけるように発言するが、日本人学生は沈黙し、グループから無視される。テストの成績はいいが、情報の発信力が足りず引け目を感じた。

 

 

日本の学校では、テキストを読んで解釈するのが英語の勉強だと思われている。受信式勉強だ。だから10年勉強して英語が話せない。アメリカ式では内容の受信(分かる・理解した)ではなく発信(自分の考えを言う)に重点が置かれる。日本の英語教育は受信から発信へ方向転換すべきだ。昨日痛感した。