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ぼくの友野鳥

わが友イソヒヨドリ

 

二羽の野鳥の友がいる。イソヒヨドリABだ。

 

2羽には個性があり接し方も違う。胸の羽毛が茶色のAが一番なづいている。朝、戸を開けるのが遅いと戸の前に立っている。ちょっと外歩きしようと外にでると飛んできて3-4㍍前に飛び降りる。夕方には2羽が外で待っている。いないときは「おーい」「おーい」と声を出すとさっと飛んでくる。

 

面白いのは、窓に向かって仕事をしているとAが窓の向こうの塀の横棒に止ってじっとぼくをみている。その愛らしさに惚れてつい餌を与えたくなる。昨日は、とうとう、部屋の中に入り込こんきた。戸を開いて外にだした。仕事中も覗きに来るので集中力が散らされる。

 

Aはよく食べるし意地がある。昨日、餌を食べにハトが飛び下りてくると突然飛び下りてきて前から飛び蹴り、ハトと空中戦をして追い払った。大きさは3分の1しかないのに小さな英雄気分だ。

 

小鳥に会うと異国の友のような感じで、言葉は通じないが気持ちは分かち合う。私を待っていてくれるときは “おりこうさん ちょっとまってね” と話しかける。

(写真5月13日)横目で見ているイソヒヨドリA

 

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